医療統計学

研究活動

医療統計学は、臨床研究(Clinical Trial,Clinical research)・疫学研究(Epidemiology)の 方法論(Methodology)を研究する学問です。わたしたちは次のようなテーマを研究しています。

因果推論 Causal Inference, Causal Modelling

医学研究や疫学研究は、「たばこは肺がんの原因か」、「この薬はがんに効き目があるのか」 といった因果関係を調べることが中心です。この因果関係を調べるための統計的方法は、ここ年あまりで飛躍的に進歩しました。 わたしたちはその中でも、実際には起こらなかったことを考える「反事実モデル (Counterfactual model)」とよばれる因果モデルや、複雑な関係をグラフで表現する 「因果グラフ DAG(directed acyclic graph)」を用いて治療効果や曝露効果を調べる方法を研究しています。

疫学研究方法論の開発 Deveolopment of new epidemioological research methods

環境や生活習慣と病気との関係を調べる疫学研究にはさまざまなやり方があります。 たくさんの人たちを長期間追いかける「コホート研究 (Cohort study)」と、病気の人と病気ではない人を調べる「ケース・コントロール研究 (Case-contorl study) 」がその代表ですが、 そのほかにも、ネステッド・ケース・コントロール研究(Nested case-control study)、ケース・コホート研究(Case-cohort study)、ケース・クロスオーバー研究(Case-crossover study)、…といった いろいろな研究デザインがあります。わたしたちはこういう新しい疫学研究の方法を研究し、効率のよいデータ収集の方法や それにもとづく解析方法の開発を行っています。

共同研究の実施 Collaborative research

インフルエンザ脳炎・脳症の疫学研究、大気汚染の疫学研究、骨粗鬆症治療薬の市販後臨床試験、肝がんの臨床試験、など、 疫学、臨床の専門家と協力して、質の高い疫学研究、臨床試験を実施しています。

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