医療統計学

メンバー

佐藤俊哉 教授

佐藤俊哉 教授

☆ 「先生の雑文」 ここから



近況

  かねがね、『2時間の会議に出席するために、なぜ往復5時間以上もかけて東京に行かなければならないのだ』と疑問に思っていたのであるが、このところすべてオンライン会議で済んでいる。京都で動かせない用事が入っていると、東京での会議は欠席せざるをえないのであるが、オンラインであれば時間が重なっていない限り出席できるのもいいところである。
 もともと旅行や移動が嫌いだったので、オンライン会議の快適さに慣れてしまうと、かつての通常にもどって東京出張にいかなければならなくなるのが心配である。これを機会に、遠方からの会議参加はオンラインが常識になってくれないかなあ。

趣味

宇宙怪人しまりす、SF、料理、ほんものの日本酒、ほんもののビール、シングルモルト、スモールバッチバーボン、ゲーム、そして講義

これまでのあらすじ

・大学院のころ
 疫学・生物統計学を専攻し、大気汚染の疫学、質問紙データの解析方法を研究していた。こわ~い先輩からいつもにらまれてました。 いまだにらまれると逆らえず、懸命に働いています。 修士のときから因果推論に興味があったものの、当時はまだ道具がそろっていなかったのと力不足でどうにもならず、単に興味を持っていただけ。 D1のときに京王プラザホテルで国際計量生物学会があり、論文でしかしらない先生達を生でみることができ、いい刺激になった。

・助手のころ
 疫学研究の方法論に目覚め、nested case-control、case-cohortなどについて、Breslow先生、Prentice先生の論文を読みまくっていた。 ふと目にしたAmerican Journal of EpidemiologyのRobins and Greenland論文「The role of model selection in causal inference from nonexperimental data」がきっかけで、因果推論に再び目覚め、Greenland先生、Robins先生の論文を読みまくるようになる。
 演習も担当していて、学生さんたちとほぼ一日一緒に居て、わいわいやってました。 学生さんの名前を覚えて驚かすのも趣味。
 10ヵ月間、University of North Carolina at Chapel Hillで在外研究をし、疫学研究のみならず、薬剤疫学、臨床試験を本格的に学ぶことができて、これもいい刺激になった。

・助教授のころ
 統計数理研究所という世にも恐ろしいところで、AICがMCMCで時系列的にエントロピーが上昇するなか、一人静かに疫学方法論と因果推論の研究を続けていた。 ある日、新医薬品の承認審査なんぞを引き受けたのが運のつきで、なんの因果かICHという魔物に捕まり、一時は論文が書けなくなるほどの致命傷を負ったものの、愛と思惟と叡智をつくして切り抜け、その後は君子危うきに近寄らずで過ごしている。
 このとき毎週行っていた勉強会は、いまでは考えられないほどの豪華メンバーであった。

・2000年から
 このところなかなか思うように時間が取れず、疫学方法論と因果推論の研究が進まないので、思い切ってできるだけ仕事の依頼を断ることにする。 みなさんすみません。ほんとにすみません。

略 歴

1981年3月 東京大学医学部保健学科卒業
1986年3月 東京大学大学院医学系研究科保健学専門課程(博士課程)修了
1986年4月 東京大学医学部保健学科疫学教室 助手
1991年10月 文部省統計数理研究所 助教授
2000年4月 京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻医療統計学 教授

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